交通安全協会は実態を考え免許更新時に入会拒否している

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自分の心にビビッときた事柄をお伝えしているハッカです。今回は一般財団法人全日本交通安全協会(以下、交通安全協会)です。昔からよく言われているので、既に多くの方がそれなりの見識をお持ちだと思っています。

運転免許証を所得したばかりの頃、免許の更新で勧誘にうまくやられて払ったことが2回あります。20代の頃です。

免許証の更新時におこなわれている交通安全協会の会費徴収は、令和に入ってもあまり変わっていません。

交通安全協会へ入会しなくなった

古い話です。交通安全協会へ入会していた頃はインターネットもまだないか、あっても情報がない時代でした。

窓口の婦警さんに「ほとんどの人が加入しています」や、「小さなお子さんへの交通安全講習に応援できないのか」等、泣き落としみたいに訴えられました。それも大声で。

恥ずかしくもあり面倒な気持ちも手伝い、つい払ってしまったのです。若気の至りです。

3回目の更新からは、「ごめんなさい。入会はしません」と断り続けています。

1回目は友人に話すと何人かは払っていませんでした。訊くと任意だったからと。ほう。それも知らなかったなと思い、次回は入らないと心に決めた。2回目の3年後にスッカリ忘れていて、窓口で思い出す始末でした。で、また払ってしまった。

以後、内容や実態を知るようになってからは断っています。

協会の本来の目的は立派なものです。真面目な自分としては応援したくなります。しかし、当時と異なり、情報が簡単に手に入るようになってからアホらしくなってしまいました。

交通安全協会の実態を知る

インターネットの普及からだいぶ経ち、統計的な資料や、各団体の資料も公開義務があれば容易に閲覧することができる時代です。昔はそういった資料に目を通すことは難しい時代でした。

例えば、警察庁なら「運転免許統計」があります。

全日本交通安全協会は事業報告書や収支報告書をとりあえず公開しています。

このURLはどこからもリンクされていない気がする。平成26年度までしかないのはなぜ? 努力目標みたいな感じなのか。

付け加えておくと、各都道府県単位でも公開されています。(県名+交通安全協会で検索)

但し、これも県によってマチマチで2年前までとか適当な印象がする。PDFでダウンロードできるので、自分の県を確認してみてください。

収支の実績をみれば、互助団体の様子が垣間見られます。

多くの人が指摘しているように、単なる天下り先の1つなのでしょう。毎年同じ金額だけ繰り越し、相当額が繰越残高で計上されています。

マンパワーとして人件費が多すぎる

ある県とある県支部で公開されている直近の収支報告書を読み解くと、数字の隔たりがスゴく分かりやすい。

年会費は約1千万前後で減っています。当然です。なのに繰越残高があまり変わらないのもスゴい。

支出として突出しているのが人件費で50%を超えます。肝心の交通安全に関わる活動費は25%くらい。

活動するには「マンパワーが必要です!」ということなのでしょう。支部の支出をみると 広報啓発活動費も多くを占めていることから、実際のマンパワーは活動の7〜8割くらいだと思いますけどね。

民間の利益追求とは異なり、入ってくる収入を上手く使うことが求められるとはいえ、人件費の割合が多い気がする。

何%が入会しているのか?

一部の県では入会者数がたまに公表されています。資料では見たことありませんが○○万人といった形でサイトに記載されている県もありました。都道府県別に公表されているわけではなさそうです。

2016年の徳島新聞には当時49.6%とありますね。

ある県のある年度で見てみると、年会費収入を年会費で割った人数は確かに公表されている人数でした。(年会費は都道府県によって異なる。300円〜600円)

免許更新時に入会した割合はなかなか分かりません。

そのため、県内の会員数を県内の免許保持者数で割った数字しか分かりません。

会員数の発表を信じるとしたら、ある県(令和4年)で、運転免許保有者の中で入会費を払った人の割合は37.5%でした。※この割合の県は中規模で、都会でもなく田舎過ぎない地域と規模です。

いくつか検索すると、現在は概ね40%〜60%の都道府県が多いみたい。

入会者は意外と多く感じますか?

1990年代に90%を超えていた加入率の方がおかしい気がします。ほぼ強制と同じでした。

天下りの組織は要らない

入会して年会費を払うのは完全に任意であり、崇高な目的や活動結果に共感するなら入会してください。

しかし、インターネットが普及して、交通安全協会のニュースや情報を簡単に知ることができます。検索してみてください。天下りと思われても仕方ない組織に感じます。

交通事故を減らすには教育が大事だと私も思います。活動内容と数字の公表が適切なら、誰も怪しまないのに、活動の割に人件費などが目立ち過ぎです。

日本は既に、金余りの組織にお金を支払えるほど裕福ではない人が多いでしょう。

交通事故は減っている

一方、昔より交通事故での負傷者数は減っています。確かに教育の効果も要因の一旦としてあるのでしょう。

内閣府が公開している「道路交通事故の長期的推移」で一目瞭然です。

昭和45年の99万7,861人から52年には60万2,156人に減少し,その後,増勢になるものの,ピークに達した平成16年と比較すると,令和3年の死傷者数は0.31倍となっている。

警察の取り組みは評価できる数字に落ち着いています。それだけに天下り組織でお金集めは辞めて欲しい。


交通安全協会へ天下りや警察による互助会の感じが目立つため、払う気が失せてしまいます。

私は今後も入会しませんね。

ハッカ
ハッカ

ゴールド免許の制度は、1994年(平成6年)5月10日の道路交通法改正で導入されました。運転免許を取得した時に、全員ブルーだった時代を知っていると歳がバレますね。