これまでに冷蔵庫、洗濯機、ブラウン管テレビや大型液晶テレビなど大型電化製品の処分を経験してきた。
いつからか、家電はリサイクル券なるものが必要になり、単なる粗大ゴミではなくなっている。処分はとにかく大変になった。
特に普通乗用車に積めないであろう大型家電は悩みの種。
Amazonで家電を買うことに不安を抱いている人や、詳しく実態を知りたい人に向けて備忘録として残して置く。
Amazonで大型家電
直近の4件はすべてAmazonで購入し回収サービスを利用している。(洗濯機、テレビ、冷蔵庫×2)
家電の買い替えが昔よりも対応が難しくなったのは、都会とは異なり地方特有かもしれない。
街の電気屋さんが軒並み無くなってきたことと、郊外型の家電チェーン店舗にはいつも在庫が無いか、古いモデルが定価販売だったり悲惨な状態だ。
ほぼ現品しかないといったお店が多数を占めている。
大型家電は処分するのに市町村の粗大ゴミには対応していない種類もある。対応していても、リサイクル券を自分で購入しないとならないし、処分するまでだいぶ日にちがかかってしまう。
田舎ではたまに回ってくる廃品回収業者はぼったくり価格で、時には違法業者もいるため全く信頼できない。
選んで購入するにはネットショップしか選択肢がない場合が多い。うちの地元もそんな感じ。
但し、最近のネットショップは優れていて、リサイクル券を自分で購入しなくても、同じ費用を払えば応じてくれる。
加えて設置費用を払えば、例え3階であっても割増料金なく対応してくれる!それもクロネコヤマトさんというプロに。スゴイ。
同じようにお悩みでは?
- 街の電気屋さんが軒並み廃業
- 郊外型の家電チェーン店舗には在庫が無い
- 市町村の粗大ゴミに出すのは手間暇が多い
- 廃品回収業者はぼったくり価格
Amazonのプライム会員ならお手軽ですよ。
真夏に壊れた冷蔵庫
2023年夏、2台ある冷蔵庫のうち、1台が逝ってしまわれた。享年20歳。家電人生として大往生!
メーカーは今は亡きSANYO製。現行だとパナソニック製になりますな。
300Lクラスの大きな冷蔵庫でした。たぶん6〜8万円で購入したと記憶している。20年も保つなら本体代金は格安だったと言える。8万円でもコストは年4,000円だからだ。
むしろ、今は電気代の方が高い!
年間で400kWh以上だったため、契約プランは抜きにした単純計算でも、年間12,000〜15,000円はかかっていたと思われる。
最近は電気代の値上げに悲鳴が上がる。20年前の電化製品は現行モデルよりも節電効果は薄いため、同型で30%くらいは電気代が違うと思う。
ある程度の年数が経てば、電気代を考えれば買い替えた方が結局トータルではお得になる。
ということで、あまりにも古い機種は買い替えるのが本当にお薦め。
Amazonで設置&リサイクル引き取り
![](https://settrigger.jp/blogs/wp-content/uploads/2024/05/recycle-services-800x448.webp)
以前同様、今回もAmazonで冷蔵庫を購入し、オプションとして設置&リサイクル回収サービスも利用した。
実は別の冷蔵庫もAmazonで購入した経験済みのため安心して利用できた。
なお、特にセール時ではなく通常時の購入だ。セール時だと混むのか、配送が遅い場合があるからだ。
- 購入時—— 本体代金+設置回収費用の1,760円
- 配送日—— リサイクル料金(現金払い)
この大型家電回収サービスは、Amazonが販売元の場合、商品代プラス1,760円(税込)で対応してくれた。(価格は記事執筆時点)
これとは別にリサイクル費用が掛かる。
これは自分で郵便局などでリサイクル券を購入する時と同じ料金で、家電リサイクル券センターのサイトで料金を確認できる。つまり、誰でも同じ。
今回引き取ってもらった冷蔵庫は、171L以上のSANYO製(現パナソニック)のため4,730円だった。
項目 | Amazonでの支払い | 現地で現金払い |
---|---|---|
本体代金 | ☑️ | × |
設置・回収費用 | ☑️ | × |
リサイクル料 | × | ☑️ |
購入する際に支払うのは、本体代金+設置回収費用の1,760円で、この支払い方法はいつものAmazonと同じで購入時に支払う。これはクレジットカードでもOKだ。
合わせて、リサイクル料金は回収してもらう家電のメーカーとサイズによって決まり、これは配送当日に配送業者へ現金で支払う。
リサイクル料金だけは事前に払えないうえ、クレジットカードはダメなので注意したい。
リサイクル料金の区分
家電のリサイクルにはメーカー別やサイズ(容量)で区分がある。例えば冷蔵庫なら、170L以下で小クラス、171L以上が大クラスの区分といった具合だ。
メーカーのラインナップから考えても、170Lクラス以下だと150L台のラインナップが多い。
区分はメーカーによっても異なる。大小区分が同じ料金だったりするメーカーもある。
当時に購入した冷蔵後は170Lモデルと150Lがあった。この容量だと5万円前後の製品が多い。一人暮らしでは充分で、同居人が2〜3人の食料でも案外と入る。
リサイクル券の料金は購入前に調べておくのをお薦めする。
次は、Amazonで購入するメリットとデメリットも挙げてみる。
メリット:運搬不要&段ボール回収
支払うリサイクル料金は別にぼったくりではない。自分で搬入しても同じ料金が掛かる。今回の回収サービスを利用することでリサイクル券を購入する必要は無い。
自分で搬入できるものは過去にしてきた。ただ、大型家電となると軽トラックを借りないと普通乗用車では運べない。
自己搬入も慣れていないと運搬も難易度も高く相当の労力がかかる。そもそも、回収場所がどこにあるのか探すところから始めないとならない。
自分でやると有り難みが分かる。郵便局でリサイクル券を買い、自己搬入のため2〜3階から降ろし、軽トラックを借りて搬入するのは一苦労だった。
Amazonの回収サービスで、搬入経路には一定の条件があるので注意されたい。
今回は2階、3階でも設置費用は変らなかった。搬入先が3階だったため非常に助かった。実はこれも素晴らしいサービスで、3階からは別料金という業者が一般的だからだ。(※Amazonでも外階段での3階以上は別料金なので注意されたい)
最大の利点かも?!
もう1つ利点もある。回収サービスでは製品の段ボール類(梱包材)も回収してくれることだ。
段ボールの話は、ネットで大型家電を購入した経験者でないと、なかなか分からないかもしれない。
大型家電ともなると段ボールや梱包材・衝撃材は想像以上に大きく量も多い。
後日にゴミとして出すまで邪魔なうえ、そのままゴミ袋に入らないから切り刻むなど煩雑な作業になる。特に発泡スチロール!
加えて、夏は別料金でも仕方ないくらい暑いのに、自分で3階まで運ばないのは助かる。若ければ別でも年齢を重ねると尚のこと。
自分は本当に何もしないで済んでしまう。作業の方々、ありがとうございました!
ピンポンされてからお帰りいただくまで、僅か20分くらいしか掛からなかった。後日に何かする必要も無く、搬入時にすべてが終わるため、最高に助かるサービスだと痛感した。
メリットには入れないけれど、本体価格が地方の量販店より安価なことを伝えておく。利用しない手はない。
デメリット:設置日と時間指定
素晴らしいサービスであるAmazonの設置回収リサイクルオプションでも僅かながらデメリットもある。
お届けが7日後
これは購入するタイミングもあると思う。レビューを読むと、3日後とかもあるようなので品物とシーズンに依るかもしれない。
いずれにしろ、設置オプションは購入してから数日を要するため緊急の場合は少し困る。せめて3日後くらいならと思うが、それは仕方ないことかもしれない。
購入して設置するのが冷蔵庫で、季節が夏だったため食材の一時避難が大変だった。
プライム会員であっても、7日後が基本であることは念頭に置いて欲しい。
配達日は指定できても時間は指定できない
大型家具・家電おまかせサービス対象商品の配送不可地域
Amazon.co.jpが発送する商品: 一部地域でご利用いただけない場合があります。その場合、配送オプション選択時にお届け日時指定便が選べません。
当方は対象外の地域ではないものの、配送の時間だけは選べなかった。
配達業者(ヤマト運輸)から当日朝に電話で何時頃に伺いますと連絡は入る。
当日は出掛ける用事があったので、その時間に在宅する必要があった。正確な時間でもないので、ちょっと早めに着くようした。
でも、そこまでデメリットだとは思わない。一応、当日に電話もあった。それに何件も回っていることは想像に容易い。
配送地域に依ることも念頭に置いて欲しい。
デメリットというより通常の配送とは違う注意事項レベルだと思う。
設置オプションサービスはキャンセルができない
当たり前かも知れないけれど、設置オプションを考え直して辞めたといったキャンセルができない。購入時には気を付けたい。
日時も考慮して受け入れができる状態にしておきたい。
お客様都合の返品交換、購入後のサービスのキャンセル及び追加は承っておりません。
Amazon大型家電の回収サービスはお薦めできる
これまで、洗濯機や冷蔵庫、テレビでAmazon大型家電の回収サービスを利用してきた。冷蔵庫は今回2回目。洗濯機とテレビも経験済み。
作業はきちんと養生もしてくれて非の打ち所はない。引っ越し屋さんと同じクオリティといえば伝わりやすいか。
手間賃である設置回収で払うのは僅かに1,760円だった。これは信じられないくらい安い。
リサイクル料金はどこで購入しても、自己搬入しても同じ料金が掛かる。券の購入をしなくても、現金で対応してくれることが素晴らしい。
しかも、搬入&回収先が3階だったが追加料金が無かったのが最も助かった。旧製品を持ち出して、購入品を設置してくれた作業時間は僅か20分という速さ。スゴい!
あまりにも素早い作業だったため、旧製品の場所を掃除するのに急がないとならないくらい。掃除機をかけるのが精一杯で、拭き掃除まで出来ないくらい早かった。
お薦めしまくっている
大型家電はリサイクル処分がとても大変だ。
処分だけするより、回収サービスを利用して買い替えた方が手間のみならずトータルで助かる。
20年とは言わないが、10年は使える家電が多いため、引き取ってもらえるお店選びは重要だ。昨今のネットショップの中でもAmazonでの利用はオススメしたい。
経験者として知人や友人にお薦めしまくっている。皆さん結構悩んでいるみたい。
さて、次に壊れるのはテレビかエアコンか。その時はまたAmazonも候補に入っている。
最後に、搬入には細かな条件がある。一般的な家庭なら問題は無いことも多いが、該当商品にあるサービス内容は事前に確認して欲しい。