ブログで稼いできた経験を語ってみる

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足かけ5年、ブログの収入だけで生活してきた。大きく稼ぐこともできず、かといって収入がなくなるわけでもなく、細々と学生さんみたいな生活をしてきた。2024年を迎えてから半分が過ぎ、途端に稼げなくなってきて”思う”ことを並べてみた。

稼ぐという意味で、アフィリエイト、GoogleAdsense、そして企業案件(純広告)、投げ銭・サブスクについて記してみる。

ここでいう”稼ぐ”は、初任給ぐらいの月給を想定している。

個人的なブログ変遷

私もご多分に漏れず、ブログというWebサイトをいくつも運営してきて、いくつも閉鎖してきた過去がある。ブログで稼いだことがある人には共感をいただけると思う。

試行錯誤することで改善して学んできたつもり。もし、最初から知っていればと思うこともあった。かといってセミナーの類いは1つも手を出していない。これもよくある話で、独学だからダメだとか言われる。正解でもあるから否定はしない。でも、要らないっていえば要らない。

振り返ると、およそ5年の期間中、最初に結果が出たのは2ヶ月後くらいだった。200円とかその程度。その後10ヶ月くらいでコンスタントにまとまった金額になっていった。

そのまま2年間は右肩上がり。小さな界隈では有名にもなったし、それなりに読まれていたと思う。

今日まで続いているとも言えるものの、稼げる額は比較できないくらい低い。

ピークが頭打ちになったのはコロナ禍後、まだマスクをしていたけど、やや普通に戻った2021年末までだろう。その後は僅かながら減少するほかなかった。

コロナ禍前後の人は誰しも似たような経験があると思う。その後に上手く行っている人は、主がブログでなくなった人が多い。

要因はいくつもあるから、コレとはいえない。人にもよる。

すべての要因が少しずつ影響して、コロナ禍後の波には乗れなかったというのが正しい気がする。

もちろんずっと好調な人がいたり、ずっとダメだった人がいるのは当たり前の話だから、例外として捉えている。多数派の話として読んでもらいたい。

私は、1年経たずにまとまった金額になり、2年継続し、2年で急降下したブロガーというだけである。

稼げない人だから、稼げないと言っているに過ぎない。至極当たり前の話。

アフィリエイトは心が荒む

皆さんがよくご存じのアフィリエイトとして、あるアフィリエイトサイトに登録して広告案件を申請し、その紹介料をいただくシステムと定義してみる。

得手不得手もあるから一概にはいえないまでも、まー、心が荒んだ。

メリットデメリットを挙げるわけで、正攻法といえば聞こえは良い。しかし、ろくな案件はない。知らない社名や商品ばかりで辟易してしまった。

これ、買いたい!と思う商品を探すわけだけど、ほとんどない。

自分が紹介できるであろうジャンルで、かつ魅力的な商品・サービスに限って紹介したけれど、複数商品で年間10万円がやっとだった。年間ですよ、月額ではない。

この一般的なアフィリエイト商品はリターンが大きい。売れ始めればまとまった金額をいただける。

確かに魅力的だけど本当に難しい。心から商品をお薦めできそうもない。良い商品はあっても僅かでライバルも多い。

2015年以前は違ったと思うが、それ以後はどちらかというとセルフ(自己)アフィリエイトを狙っているのではと邪推したくなるほどだった。「アフィリエイター=お客」の構図だ。

商品の選定から文章構成、他の商品・サービスとの差別化を表現するのは心苦しかった。

段々と心が荒んでいくので途中から取り組むのをやめた。ちょうど2年くらい経った時期たと思う。

世の中がすべて前向きで左傾化しているのが苦しいに共感するなら稼げないと思う。

ECショップのアフィリエイトは違った

一方、同じアフィリエイトでもショッピングサイト(EC)の商品を紹介するパターンだと、これは稼げた。万人にお薦めできる。

書き方としての得手不得手が一番大きい理由と思うのは変わらない。自分に合っていた。もう1つは信頼性ではないだろうか。

無名な人がよく分からない社名や商品・サービスを押したところでそこまで響かない。でも、大手ECショップの商品なら別の話になったと思う。

紹介というより、レビューの1つに過ぎない。

つまり筆力は、購入する気がある人に向けて書いて読んでもらい背中を押すだけの力があれば良い。イチから製品・サービスを説明する必要が無い商品を選んでいた。

だから、よく見かける「〜とは」といった書き方はしなかった。細かい点を重点的に書いていたと思う。

商品購入の口コミレベルであり、紹介というレベルでもないと感じている。世間の声の1つだから信頼して購入してもらえる。

ECショップの紹介料は、1点辺りの紹介料が僅かなので、塵も積もればマウンテンの意識がないと苦しい。どのジャンルでも月に1,000点を買っていただければまとまった金額になると思う。

目標通り月に1,000点販売は継続するのがかなり難しかった。

矛盾しているけど、無名の個人ブロガーの集客が難しい反面、相当数を購入していただけないとならないからPVが無いと稼げない。結果的にPVも集まった結論になる。どっちが先とはいえない。

一例として参考にしてもらいたい数字がある。

10%の法則(勝手に命名)

  1. 読んでくれた人 = PV数
  2. 興味があり商品をクリックしてくれた人 = PV数の10%
  3. いいなと思って買ってくれた人 = クリックした人の10%

実際に紹介料がいただけるのは、3まで到達した人なので、PV数からいえば1%の人数が実数になる計算だ。

前提として全ページに何らかの商品が掲載してある。

  • 1日100PVのブログなら1点は売れるかもしれない。
  • 1日2,000PVのブログなら20点は売れるかもしれない。
  • 1日10,000PVのブログなら100点は売れるかもしれない。

まだ始めて1日30PVしかない場合、10%の法則でいくと0.3になり、3〜4日に1点売れていれば、やはり10%だと思う。

実際の過去データを自分で分析した結果、PVが多くなるほど10%に帰結していく。誤差が大きいなら、あなたの場合は10%ではないかもしれない。

自分でも目安にしている程度であっても、結果的に5年間で大きくズレることはなかった。年間で平均してもやはり10%だった。

当然ながら扱う商品によって変わる。しかし、ブログの更新頻度は影響していなかった。むしろ記事数が多くなると検索にかかる確率が上がるため、頻度が下がってもPVが増えることもあった。

レビューが得意なら向いているブログになる。

GoogleAdsenseは単純でもカオス

何も商品・サービスがない内容のブログなら、GoogleAdsenseのような自動的に広告が選ばれるのは相性が良い。これは本当。

しかし、これも2021年までのことで、ちょうどコロナ禍を経てから、ヒドイ内容の広告が急激に増えてしまった。歯のホワイトニングやら、成人向けコミックなどがそう。

だいぶブロックして対処しても減らない。どんどんアカウントや広告を作られてキリが無い。最後はジャンル毎ブロックしないとならない。

先日のFacebookが著名人に訴えられたように、対応できるのに運営側がやっていない。ダブスタの状態。

GoogleAdsenseも大概は普通の広告なのだけど、一部がそうだから毛嫌いされるのも分かる。Google側の表示方法に、節操の無さが増えたのも影響していると思う。

広告は3つまでとか、ファーストビューに置いてはいけない、コンテンツに追従させてはいけないなど、かなり厳しいポリシーだったのが、今やまるで逆になってしまった。

1つ確実なのは、コンテンツが多ジャンルにまたがったり、時事、思想的なこと、日記といった、そもそも販売する商品がないジャンルには最適な広告なのは間違いない。

どちらかというと、ブロガーのスタイルはこのGoogleAdsense広告のことで、紹介料のアフィリエイトはアフィリエイターと分けられている。

読まれる、注目されるというPVさえあれば稼げるという至極シンプルなモデルだ。究極は炎上系となるし、2024年ならX(旧Twitter)のインプ稼ぎ、インプレゾンビといったところか。

注目を集められるのも能力なので単に否定はしない。しかし、繰り返しやっていると怪訝の目になるのも同感だ。

数回だけこの手法でPVを集め、その後は全く別のアプローチをしている人は賢いなと思った。きっかけとしてはとても有効だ。

案件(純広告)

最後に企業案件と呼ばれるタイアップや純広告について書いてみる。

長くブログを運営していれば、企業からお声がかかることは多々ある。古くはバナー掲載からはじまり、商品レビュー形式で商品提供を受けるタイプが多いと思う。

その後はタイアップのような企画物での純広告も依頼される。筆力がある人は、寄稿することもあるだろう。

私は当初、企業案件だけを目的にサイトを作り始めた。それが一番安定する収入源と考えたからに過ぎない。実際、長期に渡り依頼してくれるバターンも多く、別のブログや他の仕事を安心してできた。

逆にいえば、契約書で保証されていないアフィリエイト型やGoogleAdsense型は毎日が怖い。ゼロという日はそうそう無いわけだから稼げているのに、売上ゼロという日も年に1回くらいはあったと思う。気が気じゃない。

企業案件で難しいのは、クライアントの目的を明確にすること。(私は)

PVを集めることが主な目的になるのは、広告としては当然であり疑問はない。かといって大袈裟にもできず、へりくだってもおかしい。都合が悪いことを書くなということではなく、そこだけ強調もできない。

事実は事実だし、何も盛ってもいないけれど、そう読めてしまうのは問題だ。さじ加減が難しい。

現在だとステマにならないようにとなるが、そもそもステマの依頼はなかった。きちんとクレジットして書くのは当たり前の話だったし、これを書くなということもなかった。

こちらの誤解で知らなかったことの方が多い。その事実を伝えるのが仕事だとも思った。ブロガーでステマする人は少ないと思う。違うのかな?

結果(数字)を出すのは大前提としても、結局は担当者や依頼人との信頼関係の部分が大きい。会わないで進めることが多いため齟齬が発生しやすいからだ。会わずともオンラインミーティングしてくれたクライアントとは良好だった。

大抵のクライアントは期待値が大きく、こちらがどんなに説明しても「ご謙遜を——」と仰る。いや、謙遜なんて微塵もない。結果、数字が期待値を大幅に下がると「またのご機会に——」で二度と連絡は無い。この辺は一般社会と何も変わらない。

個人的な観測だと、組織では無いブロガーは、企業案件だけに限ると読まれない。

かなりの下げPVでしかない。実測だと自分のアイディア記事1日で稼げるPVが、企業案件だと1週間から10日間かけてやっと到達するPVにしかならず、以降もほぼ伸びない。個人差があるので、筆力が無い、影響力が無いといわれればそれだけのことで、私の負け惜しみと捉えてもらって構わない。でも、事実だ。

企業側が望んでいる効果を伺うと、反響がないことが見えてしまう案件が多かった。

何でPVを集められているのかが理解されていない。今は違うと思う。企業側も経験則から理解している。そうなると、弱小ブロガーに依頼はない。

費用が高くても著名なブロガーの方がリターンが大きいことに気がついてしまった。

それでも企業案件は今後も追っかけたいと考えている。単純にやり甲斐があるからだ。

思うのは、個人の無名ブロガーでも、たくさん依頼を請けると有名ブロガーになってしまうので、依頼が無い状態からだと、どうにもならない時代になってきた。

過去、一部上場企業含め、毎月依頼を請けていた時期もあった。結果が乏しいから上手く行かなかったこともあり依頼はなくなっている。当たり前。

担い手が増えてしまったことが最大の理由でもあり、完全に飽和状態だ。同じジャンルを扱っている人が他に居ないか、超絶にPVを集めているブロガーしか依頼はないだろう。つまりは一般社会と同じということになり、なんだかとてもつまらない。

投げ銭・サブスクシステム

投げ銭だと動画ならスパチャになるのかな。動画はやっていないので分からない。

寄付ともいえるし、対価ともいえる投げ銭の収入がまとまるのは、ブロガーでも一握りだけでしょう。年間で1万円くらいはあっても、収入とは呼べないレベルでしかない。

応援したいとメールやメッセージをくれる人でも、支払うとなるとこれまた別の話になる。

同じ払うでもサブスクの場合、コンテンツさえ魅力的なら支払ってもらえる。投げ銭は難しい。

サブスクが月額数百円で成り立つのは著名人だけだ。無名なら100円も取らずにやった方がいい。僅かな収入に落ち込むだけだ。

応援してくれるパトロン、太客、コアなファンといった人が数人でも、額が額ならそれだけで1本の収入として成り立つ。無名ならそちらを目指す方が多数のファンを集めるよりも敷居は低いと思う。

サーバ代だけ、ドメイン代だけでも稼ぎたいなら、投げ銭でもサブスクでも到達はできる。そのくらいの気構えでちょうどいい。

最後にブロガーの今後

改めて但し書きを書いておく。

ブロガーの中にはずっと好調な人がいたり、ずっとダメだった人がいるのは当たり前の話だから、例外として捉えている。大多数の話として読んで欲しい。

ブロガーとして取り組んだ”稼ぐ”という経験則を書いた。

2024年も半分を過ぎ、AIの登場から今後を考えると、個人が無名のまま稼ぐのは、かなり難しくなってしまったというのが本音だ。少なくても私はもうやらない。

”稼げる”とは言わない。今は稼げないけれど、稼げる道は見つかるといえる。

このブログ「心にいつもトリガーを」は、趣味のサイトで、年間のサーバ代を稼げれば成功と考えている。ただの雑記だからというのもあるし、かなり本音で書いているからだ。広告が付くとは考えにくい。

何よりも個人ブロガーは検索にかからなくなってしまった。検索結果で2ページ目を取れれば御の字の時代になった。過去に1ページ目を占拠していたこともある。それはそれでおかしい。

副業なら問題はない。本業なら死活問題。

収入がゼロになったらあきらめも付く。これがゼロにはなかなかならない。スパッとあきらめるのも必要かもしれない。

ブロガーは今後、他チャネル化していくしかないと思う。

少なくてもこれまでと同じように続けても芽が出る確率は格段に減ってしまった。でも、好きだからやめられない。だから読まれなくても更新し続けている。

ブロガーに限らずネットでは一発逆転があるのも事実。

ブログをやめようかな、始めようかな、マネタイズしていこうかな、そういう人に向けなるべく事実を並べた。あまり細かく書くと別の問題もあるためご容赦願いたい。参考になればうれしい。

プロフィール
雲野ジュン

収入が得られなくなるまでゆるく続けている“なんちゃってブロガー”
50代、サラリーマン→うつ→離婚→再び独身→コロナ禍でもなんとか生きてきたブロガー。 子供に会いたい。気分良く働きたい。皆さんのように普通に戻りたい。いや、戻りたくない。
直感を信じて生きることにしました。

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